2014年8月11日月曜日

西方見聞録より1

ずいぶんともとの生活に戻ったかなと思えば
働いているけれど夏休みっぽく感じている今日この頃
台風も去ったことだし
この夏はJazzFestival向けて緩やかに加速していきます
お盆シーズン、夏の真ん中


旅ではいろんなことを吸収し、感じ、考えて
まとめようとするのですが、それは難しいことですね

けど、それとなく集合体をなしている気がして
そんなことも書いて行きたくて



私が旅したのはほとんどが「都会」 であって
私の住む街も都会で
世界を知り尽くした気になりそうですが、そんなことは決してない

それをふまえつつ、海の向こうの都会から教わることが沢山あった

New Yorkは
とにかく建物がso high で容赦なく密集してその高さを競っていた(実際競って建てている)
そして食べ物から着るものから何から何まで巨大hugeであること
その昔、命がけで大西洋を渡った彼らの先祖が
上を上をめざし、世界の頂点にたとうと必至にやってきた歴史の息吹、強い意志、ダイナミクスみたいなものが感じられる街だった

Paris のエッフェル塔に登った時の景色
言うまでもなく美しい街並、世界遺産セーヌ川の風景
モンパルナスにぽつんと建っている唯一の摩天楼
完全に、昔ながらの美しい景観を護り抜こうとしている
そしてフランス国旗の青・白・赤は彼らのファッションから何から日常生活の至る所に纏われていて、ドラクロワの絵が象徴するように誇り高き街

Londonもそう
ところどころ現代的な建物が建っていて日本と似ているけど
あの赤いDouble-decker buses が街を走れば、ロンドンが全開
バッキンガム宮殿の兵隊のふさふさの黒い熊の毛、鮮やかな赤の服とたたずまい
親しみやすい地下鉄のロゴ、不思議と街と調和して見える

ちなみにTheBeatlesはどこの国でもびっくりするほどガンガンかかっていたので
本当に国境を越えて愛されているんだなと、彼らの影響力の大きさを知らずにはいられなかった

そして、どの街にも
憩いの場やベンチが本当にたくさんあって、昼になればバリバリ働くビジネスマンも若さあふれる学生も近くに住んでる子連れのお母さんも老人も、みんな座ってサンドイッチをほうばり、珈琲をのみ、おしゃべりしたり、本を読みはじめるのだ。鳩や小鳥たちもたくさんいて、、

…鳥については話が尽きないので別で!

あと、高速道路が街中張り巡らされて、いない
と気づくのは遅くはなかったと思う
地下鉄も一応駆使するけれど
観光の基本が歩き、とにかく歩く
いろんなスポットからスポットが、歩けてしまうし


街には街の主張がある、人々の意志と誇りがある


じゃあ東京は、Tokyo はどうですか?
この街から、何を感じますか?
この街は、どこへいきますか?
たとえば2020のOlynpicの頃はどうなっているでしょう
わたしは、あなたは、どうしますか?

スケールの大きい話だけど、いろんな現実に囲まれて生きてる事実
私は日常の傍らこの西方見聞録を続けていく


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